食べる

飯田橋にイタリアンレストラン「チェントルーチ」-三軒茶屋から移転

三軒茶屋から飯田橋に移転オープンしたイタリアンレストラン「cento luci」

三軒茶屋から飯田橋に移転オープンしたイタリアンレストラン「cento luci」

  • 0

  •  

 飯田橋西口近くに6月9日、イタリアンレストラン「cento luci(チェントルーチ)」(千代田区富士見2、TEL 03-3221-1023)がオープンした。

蔵をイメージした店内の様子

[広告]

 須賀孝幸さんがオーナーシェフを務める同店は、わずか8席のイタリアンレストランとして2002年に三軒茶屋にオープン。カップルや夫婦での利用のほか、遠方から訪れる利用客も多かったという。「9年間営業し、次のステップとして何がしたいのかを自分に問いかけたところ、肉を主体とした店をやりたいと考えるようになった」と須賀さん。肉料理を提供するにあたり、カップルなどの少人数だけでなく、サラリーマンのグループなどにイタリア料理の技法を使った肉料理を味わってもらいたいという結論に至り、8席では足りないと移転を決意した。

 サラリーマンをターゲットにしたことで、企業が多く電車の乗り入れが多い飯田橋を移転先に決めた。飯田橋には、須賀さんが20年ほど前にイタリアンの料理人として初めて勤務したイタリアンレストラン「ソリッソ」があり、「初心に戻るような気持ちもある」とも。

 店舗面積は18坪。席数は28席。蔵をイメージしたという店内は、木の梁(はり)と大きなテーブルで素朴で家庭的な雰囲気に仕上げた。昼はパスタ類、夜は厳選した肉と香川・高松、千葉・鴨川、埼玉・東所沢から仕入れる旬の野菜を使った月替わりのメニューをアラカルトで提供する。

 6月のメニューは、約350グラムの肉を使う「豚ロース肉の厚切りカツレツ」(2,800円)や大山地鶏を半身使う「大山地鶏肉のグリル」(2,300円)など6種の肉料理と、「三谷牧場 モッツアレラチーズ 6月のスタイル」(700円)、「有機野菜 本日の一皿」(1,000円)、「サルディーニャ産のからすみのスパゲティ」(1,200円)、「うなぎとトマトのスパゲティ」(1,400円)など。

 ドリンクメニューは、グラス・スプマンテ、生ビール(以上500円)、グラスワイン(500円~)、カンパリ、カシス(以上550円~)、青森産のリンゴジュース(450円)、イタリア産と国内産を合わせた約20種を取りそろえるボトルワインなど。店頭では須賀さんの妻・美由紀さんが展開する菓子ブランド「やおこっぽ」のイタリア郷土菓子も販売する。

 「10年、20年と愛される店、欲を言えばサラリーマンの方に『ただいま』と言っていただけるような店を目指す」と須賀さん。「テーブルをにぎやかにしてもらい、笑顔が出る食卓になれば」とほほ笑む。

 営業時間は、ランチ=11時20分~14時(ラストオーダー、6月20日のランチは臨時休業)、ディナー=18時~24時。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース