プレスリリース

株式会社Polyscape、国内初* ”フルスタック型AI駆動開発ソリューション”を正式提供開始

リリース発行企業:株式会社Polyscape

情報提供:

「未来を、前倒す。」をミッションとして掲げる株式会社Polyscape(本社:東京都港区、代表取締役:島田寛基)は、生成AI とプロのシステム開発者のペア作業によりソフトウェア開発を高速化する 「AI駆動開発ソリューション」 を 2025 年 8 月 20 日に正式に提供開始しました。本サービスにより、従来のシステム開発が抱えていた仕様の認識齟齬・品質管理・仕様変更による遅延などの課題を同時解消し、従来比で平均40%以上の開発期間短縮を実現することができます。

Polyscapeが提供するフルスタック型AI駆動開発サービスのご案内

※本サービスは、2025年8月20日時点、「フルスタック型のVibeCodingツール(例:Replit Agent、Google AI Studio等)を活用した本番環境フルスタック型開発ソリューション」というカテゴリにおいて、国内で初めて提供されたものです(当社調べ/2025年8月時点、日本国内における主要な受託開発企業およびAI企業を対象に調査)。

▼ソリューション提供の背景

従来の受託開発では、「要件が曖昧なまま走り出す」「見積りの根拠が不透明」「開発品質が最後にまとめて判明する」といった構造的な問題が常態化しています。その結果、リリース直前に仕様齟齬が露呈したり、テスト工程でバグが雪崩のように押し寄せたり――「時間もコストもかけたのに現場で使えない」という現象が後を絶ちません。
こうした現実を前に、Polyscape は自社プロダクト開発で培ったノウハウを活かし、複数クライアントの案件に段階的に生成AIを組み込んだ開発プランを提供してきました。その実証を通じて、これらの課題を包括的に解決できる手応えを得たため、本ソリューションを正式リリースし、より多くのお客様へ還元する決断に至りました。

▼ご提供するソリューションの概要

polyscapeが提供する「AI駆動開発ソリューション」は、AI エージェントを用いた VibeCoding 手法によって、従来の Web サービス/システム開発を高速かつ低コストで実現する開発サービスです。特に最初の要件定義段階から最後のリリースまで全工程AIをフル活用しているのが特長です。
提案フェーズ
一般的な受託開発では、提案段階で提示された概算見積は、仕様の不確実性が高いため、後工程になるとぶれることが多く、業界調査でも初期見積と実績コストの差分が平均45%を超えると報告されています*。
Polyscapeでは、初回の課題ヒアリングから約一週間で主要画面のフロントエンドを実際に動作する形で提示します。発注者はこの段階で画面構成や機能の具体像を確認・合意できるため、仕様の曖昧さが大幅に減少します。その結果、提案段階から見積の精度を大きく高め、プロジェクト成功率も高まります。
※1 McKinsey & Oxford University, Delivering large-scale IT projects on time, on budget, and on value, 2012:大規模ITプロジェクトの平均コスト超過は45%、工期遅延は7%と報告。
要件定義フェーズ
従来は専門用語が並ぶ仕様書と静的デザイン(Figma 等)での要件定義では、仕様ズレを検知する難易度が高く、そのため、認識齟齬が頻発し、最終リリース時に「想定と違う」というトラブルの温床となりがちでした。
本サービスでは、プロジェクト開始と同時にテスティング環境をご提供いたします。人間が仕様を定義し、AIがソースコードを自動生成することで、開発予定のシステムを短期間で動作する形に落とし込みます。発注側は付与された URL 上で自由に操作しながら仕様を検証できるため、システムの完成イメージが格段に明確化し、認識齟齬を防ぐことにつなげます。また、必要に応じて柔軟に仕様を変更できるため、業務適合度の高いシステムの開発が可能になります。

要件定義フェーズで活用可能なテスティング環境の画面例

開発・テストフェーズ
プロのエンジニアがシステム全体の設計を担当し、要件定義段階でAIが生成したソースコードに対して徹底的にリファクタリングを実施します
仕様やロジックがすでにコードレベルで定義されているため、本開発フェーズにおいてエンジニアが実装や仕様確認に費やす工数を大幅に削減できます。その結果、エンジニアは設計やコードレビューにより集中でき、開発効率と品質の両方を向上させることが可能です。
さらに、本番に向けたデプロイ段階では、お客様の既存で利用している環境(AWSやGCPといったクラウドサービス等)に則る形で、最適なデプロイプランをご提案し、プロトタイピングだけでなく本番に向けた運用をご支援いたします。

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▼支援実績

株式会社美翔様

株式会社美翔様

お客様の声

「初週から触れる」ことで、理想の操作感を実現
要件定義の初週から、実際に開発予定の画面を手元で操作しながら仕様を確認できたことは、とても画期的でした。完成形のシステム像が早い段階で具体化され、ボタン配置や表示タイミングなど細かなUIの挙動まで私たちの理想に限りなく近い操作感に仕上がったと感じています。
社内でもプロトタイプを共有したところ、「これなら使いやすい」という声が現場からすぐに上がり、要件定義フェーズの時点で操作性や導線の理解が組織全体に浸透した点でも、本プロジェクトは非常に意義深かったと考えています。

課題
事業拡大に伴い案件数が急増する中、現在スプレッドシートで手作業管理している案件管理業務の効率化が急務となっていました。しかし、独自の業務フローや管理項目があるため、一般的なパッケージソフトでは対応が困難で、スクラッチ開発を検討するも「実際に開発したシステムが自社の業務に適合するか」という不安を抱えていました。

効果
AI駆動開発ソリューションにより、初週から開発予定のシステムを動的なプロトタイプとして提供され、要件定義段階から実際の操作感を確認できたため、期待するイメージ通りのシステムを構築することができました。
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株式会社UPBOND様

お客様の声

初期投資を抑えても、数週間で市場投入・受注を実現
これまでは、新規事業の立ち上げに際して、事業性や市場ニーズを慎重に見極めたうえで、高額な開発投資を行うかどうかを判断する必要がありました。今回は、初期コストを抑えてスピーディに開発できたことで、少数ながらも確度の高いニーズを確認した段階で投資判断を下すことができ、大きな機会を逃さずに済んだと感じています。また、わずか数週間で実際のプロダクトを社内外で試すことができたため、社内メンバーはもちろん、関心を持ってくださっていたお客様からも早い段階でフィードバックを得ることができました。その結果、短期間で数社の受注を獲得し、市場に受け入れられるプロダクトを創り上げることができたと実感しています。

課題
2025年5月末時点で、新規事業のプロダクト開発アイディアがあり、それに購入意欲のあるお客様がいるという状況がありました。通常の方法だと開発に時間がかかるため、機会損失する可能性がありましたが、ノーコードツールでの開発では再現できる仕様に限界があるため、「開発スピードと品質の両立」を実現できるソリューションを模索していました。

効果
AI駆動開発により要件定義と開発を並列実行することで、開発工数を約7割削減したうえで、開発開始から2ヶ月で4社導入・期間最高売上を記録することができました。さらに、週次で市場からのフィードバックを収集し、そのインサイトを基に次の機能開発を協議・実装するサイクルを確立しました。この継続的な改善プロセスにより、プロダクトのPMF(Product Market Fit)達成に向けた着実な歩みを実現しました。
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▼株式会社Polyscape 会社概要

会社名:株式会社Polyscape (ポリスケープ)
代表者
:代表取締役 島田寛基
所在地
:東京都港区三田2-14-5フロイントゥ三田504号室
設立日
:2022年2月22日
資本金
:7009万9000円(資本準備金含む)
事業内容
:ゲーム・ソフトウェアの企画・開発・販売
WEBサイト
https://polyscape.io


株式会社Polyscape


■株式会社Polyscapeについて
Polyscapeは、「未来を、前倒す。」というミッションを掲げ、AIを中心とした最先端デジタル技術を「プロダクト」や「サービス」、「遊び」として社会実装することで、少し先の時代を今に引き寄せるエンタメテックベンチャーです。
AIを駆使しビジネスゴールを達成するソリューション提案とシステム構築をおこなう【AI/DX事業】と、遊びの中から人々の新しい居場所と経済圏を作ることを目指す【ゲーム事業】をおこなっていいます。

■メディア・取材のご案内

株式会社Polyscapeでは、AI駆動開発ソリューションの取り組みに関して、各種メディアの皆様からの取材を積極的にお受けしております。
自社プロダクト開発における生成AI活用事例、クライアント企業様との協業実績と成果、従来開発手法との比較分析など、中堅企業のDX推進に関する弊社独自の知見について、ぜひ取材を通じてお伝えさせていただければと思います。

■代表取締役:島田寛基 プロフィール
1992年生まれ。
2015年 京都大学で計算機科学の学士号を取得。人工知能を専攻。
2016年 イギリスのエディンバラ大学大学院でMSc in Artificial Intelligenceを取得。
同年5月に日本初のAIヘッドハンティングサービスを行う株式会社scouty(現:LAPRAS株式会社)を創業。
2021年 「Forbes Under 30 Asia 2021」に選出。
2022年 株式会社Polyscapeを創業。

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