神楽坂一帯で10月16日から開催されるイベント「神楽坂まち飛びフェスタ2010」の全プログラムが発表された。

　神楽坂を中心とした広い範囲で開催される同イベントは、商店会や地元企業、近隣の学校などが協力・参加する神楽坂の一大イベント。12回目となる今年の開催期間は10月16日～11月3日の19日間で、期間中は連日、落語や講談、ダンス、展示、ワークショップなど伝統的なものからモダンなものまで多種多様なイベントが繰り広げられる。

　主なイベントは、神楽坂のシンボル・毘沙門天の境内と改修工事を終えた赤城神社を会場に行われる「ストリート・アート・ギャラリー」（10月17日）や神楽坂の坂を使って行われる「ギャルソンレース」（同24日）、神楽坂芸者衆による「お座敷遊び入門講座」（同30日）、イベント最終日に行われ「まち飛びフェスタ」最大の目玉企画となる、700メートルの坂道に敷いたロール紙に誰でも自由に絵を描くことができる「坂にお絵描き」（11月3日）など。

　このほか、神楽坂の夏の風物詩「神楽坂まつり」に出場している「かぐら連」による阿波踊りや猫の仮装で街を練り歩く「化け猫パレード」など新たな企画も多数開催。赤城神社では、「赤城神社再生プロジェクト」のデザイン監修を務めた建築家・隈研吾さんとオークビレッジ代表・稲本正さんによるシンポジウムなども開催される。

　公式パンフレットは神楽坂周辺で順次配布されるほか、公式ホームページ内でもイベントスケジュールが確認できる。