神楽坂上交差点近くに2月1日、インド料理店「想いの木」(新宿区神楽坂5、TEL 03-3235-4277)がオープンした。
店舗面積は15坪。店主・鬼丸一博さんの両親は、福岡県筑後平野の南部に位置する瀬高町で農業を営んでおり、店では築地で仕入れる食材のほか自家製の野菜と米を使用。建物の梁(はり)を生かし、木の温かみのある内装に仕上げた店内で、体に優しい食材を使ったインド料理を提供する。席数は23席。
同店は、インドカレーレストラン「CaliCali(カリカリ)」として2004年6月に築地にオープンしたが、不動産契約の満了に伴い昨年末で営業を終了。移転にあたり、店を自然のぬくもりをイメージした「木」に見立て、そこに鬼丸さんの「思い」を込めて「想いの木」と名前を変えた。
カレーメニューは約20種類を用意。オニオンベースの野菜カレー「大地の恵みカリー」(1,580円)やブロッコリー・ピーマン・インゲンなどの野菜と自家製チーズ「パニール」を入れたドライタイプの「サブジハリヤリカリー」(1,470円)、ココナツミルク風味のトマト・オニオンベースのソースにカリフラワーやジャガイモなどを入れた「南インドの野菜カリー」(1,580円)、「チキンカリー」「マトンカリー」(以上1,360円)、ココナツミルクベースのソースにホタテとエビを入れた「海の幸カリー」(1,470円)など。
店内のタンドールで焼き上げるナン(420円~)やインド宮廷料理の一つ「ビリヤニ(炊き込みご飯)」(1,480円)、インドの米粉で作ったクレープをサンバルソースやココナツソースなどで食べる「ドーサ」(1,050円~)など一品料理も豊富に取りそろえる。ランチタイムには、カレーとナン(サフランライス)、サラダなどをセットにしたメニュー(950~1,200円)を用意。
ドリンクメニューは、ビール(600円)やラッシー(530円~)、チャイ(420円)、ワイン、カクテルなど。客単価は、ランチ=約1,000円、ディナー=4,000~4,500円。20~50代の女性客をメーンターゲットにとらえる。
営業時間は、ランチ=11時30分~15時(ラストオーダー)、ディナー=17時30分~22時(ラストオーダー)。