神楽坂「37年つぎ足しカレー」の喫茶店、ドキュメンタリー番組に

昨年7月4日の営業を最後に一時閉店した喫茶店「トレド」。一時閉店までの数年間がドキュメンタリーとして放送される。(写真は一時閉店の数日前の様子)

昨年7月4日の営業を最後に一時閉店した喫茶店「トレド」。一時閉店までの数年間がドキュメンタリーとして放送される。(写真は一時閉店の数日前の様子)

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 フジテレビで放送中のドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」(関東ローカル・14時~)で2月7日、昨年夏に一時閉店した神楽坂の喫茶店「トレド」(新宿区神楽坂2)を舞台にした内容「名物カレーの消えた街~神楽坂 ある家族の37年~」が放送される。

 かつては東京理科大学の職員や学生など多くの常連でにぎわいを見せていたが、定年退職や同大学の新校舎再建築のために別校舎へ移転するなどの影響から客足が減少していた同店。再建築計画が進み始め、一時閉店の時期が近付くとインターネットやラジオ、テレビ番組などに取り上げられることが多くなり、営業最終週には数時間待ちの行列ができるほどになった。

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 同番組では2年前、「東京の坂」にちなんだ企画の一つとして、同店と神楽坂の小料理屋に焦点を当てた内容を放送。4、5年前の取材当初から、同店を含む神楽坂2丁目周辺では再開発の話が出ていたが、本格的に再開発が進行し始めたことをきっかけに続編という形で同店を取り上げることになったという。

 同番組の制作協力を行う博宣インターナショナルのディレクター・田上志保さんは「番組のテーマは『家族』。37年の歴史から見えてくる家族の歴史を伝えていく」と話し、同店の名物でもあった「37年つぎ足しカレー」についても番組内で触れていくという。

 番組の放送について、同店オーナーの矢留楯夫さんは「(完成したものを)一切見ていないが家族みんなで楽しみに見ようと思う」と話し、「(以前の取材映像から)孫の成長が見られるかも」とも。

 放送時間は14時~14時55分。