野球居酒屋「あぶさん」、ファンらがあぶさん引退にねぎらいの拍手

新宿通りに面している居酒屋「あぶさん」の看板

新宿通りに面している居酒屋「あぶさん」の看板

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 福岡ソフトバンクホークスの本拠地最終戦となった10月6日、野球居酒屋「あぶさん」(新宿区四谷3、TEL 03-3341-2525)では、試合後に行われた「あぶさん」引退セレモニーを映し出すテレビに向かい、野球ファンからねぎらいの拍手が贈られた。

あぶさんのイラスト入りのはし袋と小皿

 同店は水島新司さんの人気漫画「あぶさん」の名を冠した居酒屋で、1986(昭和61)年の開店以来、野球ファンに加え現役選手やOB、プロスポーツ関係者らが訪れる有名店。

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 10月5日発売のビックコミックオリジナル(小学館)で、あぶさんこと影浦安武選手が37年間のプロ野球生活に終止符を打ち、引退することが発表されたことを受け、この日も多くの野球ファンが来店していた。

 主人公の景浦選手は1973年に南海ホークスに入団して以来、ホークス一筋の球界最年長選手(62歳)で、連載の中で「今年でやめる」と宣言。福岡ヤフードームでの同セレモニーでは、水島さんを「あぶさん」に見立てて花束贈呈などが行われた。

 同店のメニュー価格は、景浦選手の背番号「90」と、店主の石井和夫さんがファンである元巨人・江川卓さんの背番号「30」にちなみ、すべて下2けたを90円と30円に統一。社会人野球の選手でもあった石井さんが、水島さん率いる草野球チームの助っ人として参加したことがきっかけで「あぶさん」の名称の使用を許可され、店の看板やはし袋、皿にまで「あぶさん」のイラストが入っている。