セブン&アイ、「ドラッグストア」事業へ参入-国内トップ目指す

8月6日にオープンした「セブン 美のガーデン」

8月6日にオープンした「セブン 美のガーデン」

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 セブン&アイ・ホールディングス(千代田区二番町)は8月6日、グループ初となるドラッグストア「セブン 美のガーデン」をイトーヨーカドー船橋店(船橋市)内にオープンした。

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 「セブン 美のガーデン」は、同社とアインファーマシーズ(札幌市東区)の合弁会社となるセブンヘルスケアが運営するドラッグストア。「もっと美しく、もっと健やかに」をコンセプトに「医薬品」「カウンセリング化粧品」「ビューティーケア商品」「ヘルスケア商品」「介護用品」など約1万5,000品目を扱う。

 品ぞろえの面では、アインファーマシーズグループでコスメ・ドラッグのセレクトショップ「アインズ&トルペ」が持つビューティーケア商品の企画開発力、販売ノウハウを取り入れ一般化粧品を拡充。これまで扱っていなかったフレグランスやスキンケア商品も新たに導入する。売り場や店内装飾も「緑」で統一し、GMS業態では手薄だった20~30代の女性層を中心に来店促進を図る。

 商品開発の面では、セブン&アイグループのプライベートブランド(PB)商品「セブンプレミアム」の手法をベースに、アインファーマシーズの専門性を活用し、安全・安心でリーズナブルな医薬品開発に着手するという。

 今後の出店については、今年度中に首都圏のイトーヨーカドー数店舗に同様のストアを出店。次年度からはイトーヨーカドー全店舗(179店舗、2009年7月末現在)内の医薬品・化粧品・介護用品事業と、アインファーマシーズグループの郊外型ドラッグストア「アインズ」約20店舗の事業を、順次セブンヘルスケアに移管して業容を拡大。国内トップクラスのドラッグストア事業会社を目指す。

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