「一品力」で勝負を-神楽坂に「焼き豚足」専門の新店

外がカリカリ・中がトロトロとした食感の「焼豚足」。「しろ」と「あか」、2種類の味を用意する。

外がカリカリ・中がトロトロとした食感の「焼豚足」。「しろ」と「あか」、2種類の味を用意する。

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 西日本を中心に骨付き鳥専門店「釜焼鳥本舗おやひなや」などを運営する大真(愛媛県四国中央市)は6月1日、神楽坂上の交差点近くに豚足専門店「焼豚足 ぶ吉(ぶきち)」(新宿区神楽坂5、TEL 03-3268-2401)をオープンする。

「焼豚足」を裂いてみると

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 店舗面積は30坪。ビジネスマンだけでなくファミリー層もターゲットにとらえたという店内は座敷席で統一。店内の一角にはガラス張りの焼物用ブースを設置し、調理の様子を見ることもできる。席数は46席。

 店主の西森登志郎さんは「いろいろな種類の料理を提供する店はどこにでもあるので、それぞれの店に『一品力』をつけることにこだわっている。窯焼鳥はいろいろなメディアにも取り上げられだいぶ認知されてきたので、今回は豚足に目をつけた。九州ではよく食べられている豚足を、いかに食べやすくするか、いかに広められるかを考えた」と話し、「(焼豚足を)神楽坂から発信していきたい」とも。

 同店の「ウリ」は、炊いた豚足をタレに漬け込み炭火で焼く「焼豚足(しろ・あか)」(609円)、秘伝のタレに漬け込んだ豚肉を炭火で焼く「骨付 焼きぶた」(924円)、濃厚なとんこつスープに具材として豆団子とキャベツを入れた「炊きぶた」(小=714円、中=1,134円、大=1,554円)の3つの看板メニュー。

 男性の握りこぶし大サイズの「焼豚足」は、外がカリカリ・中がトロトロとした食感で、塩ベースのさっぱり味(しろ)と豆板醤(とうばんじゃん)ベースのピリ辛味(あか)の2種類を用意。「炊きぶた」は「クリーミーなスープを飲む感覚で食べてほしい」と西森さん。別注文の「〆(しめ)のパスタ」(315円)を加えるとカルボナーラスパゲティに似た味わいを楽しむことができるという。このほか「豚のど軟骨」(472円)や「豚天ぷら」(441円)、「ぶ吉のグリーンサラダ」(609円)、「自家製 ザル盛豆腐」(609円)、「自家製 肉じゃが」(609円)などの一品料理も。

 ドリンクメニューは、生ビール(小=420円、中=609円)、生ホッピー(609円)、角ハイボール(504円)のほか、焼酎、日本酒、サワー、カクテル、ワインなど。客単価は約3,800円を見込む。

 営業時間は17時30分~23時。7月上旬からはランチ営業も予定する。

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