東京都は5月30日~6月2日の間、外濠公園(千代田区)で江戸時代の水辺の情景などを投映するプロジェクションマッピングを実施する。
東京都の「外濠の水辺再生事業」の理解促進活動の一環で行われる同取り組み。都は、「都民の理解を深め、より多くの人に外濠への興味や関心を持ってもらうため」とし、外濠の景観を生かした夜間観光のコンテンツとして、訪日外国人などの集客にもつなげるという。
プロジェクションマッピングの投影場所は、国指定史跡である江戸城外堀跡・牛込濠ののり面で、約100メートルにわたる。デジタルアートコンテンツは約8分。歌川広重の「名所江戸百景」に描かれた江戸の水辺の風景や、江戸の城下町などの浮世絵をモチーフにしたデジタルアニメーションを投影する。そのほか、水辺の再生によって蘇る外濠をイメージし、ニシキゴイや花などのイメージも映し出す。
投影時間は19時30分~21時。