神楽坂に本部を置く和定食チェーンの大戸屋(新宿区岩戸町)は8月1日、食育に関するコンサルタントなどを行う食ライフデザイン(品川区)と業務提携し全社的に「食育」への取り組みを行うことを発表した。
同社は「人々の心と体の健康を促進し、フードサービス業を通じ人類の生成発展に貢献する」ことを経営理念に掲げており、4月から実施されている特定健康診査や特定保健指導の影響から、これまで以上に「食と健康」を意識する人が増え、飲食店やメニューを選ぶ際のポイントにも変化が現れていることを受けての取り組みとなる。
同社は「食育」に関する知識を習得し、栄養学等の科学的根拠に基づいた商品やサービスの提供を行うことが経営理念の具現化に不可欠であるとし、社内に「食育プロジェクト(仮称)」を発足。全社的な食育に関する教育と知識の習得を図る。
8月から開始する取り組みでは、一般社員に先駆けて同社役職員が食育に関する正しい知識を習得するための「健康・食育マスター講座」受講と資格取得からスタートし、社内教育の徹底を図る。次のステップとして食ライフデザインの知識とノウハウを基にした「商品開発」を行い、消費者の「食と健康」に関するニーズに応える各種取り組みを展開していくという。
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