神楽坂の「究極のバターチキンカレー専門店 GANDEN(ガンデン)」(新宿区神楽坂6、TEL 03-5229-8840)がリニューアルオープンして、11月21日で1カ月がたった。
店主の岩田良平さんは脱サラし、2015(平成27)年に同所でバー「Naorai(ナオライ)」をオープン。カレー好きだったこともあり自家製カレーの提供も始めたところ、カレー目当てで店を訪れる客も増えた。「バーでありながら、カレーに対してもお客さまから好評いただいていた。コロナ禍の影響もあったことから、昼の時間にカレーの提供を始めたが、提供するカレーの中でもバターチキンカレーを極めたいと考え、装い新たに専門店としてオープンすることにした」と話す。
提供するカレーは「究極のバターチキンカレー」(1,200円)、「至福のチーズバターチキンカレー」(1,400円)、「贅沢(ぜいたく) 極盛りバターチキンカレー」(1,450円)など。小麦粉を使わず、トマトや赤ワインなどを煮詰めてうまみを引き出すという。ワンプレートで提供するカレーは、おにぎり型に形成した国産米やサラダ・総菜などを盛り付け、客が混ぜながら食べ進める。「試行錯誤のうえ完成させたカレーは、甘み・酸み・辛み(スパイス)の3つのバランスを考えた味。バターやナッツなども加え、コクがありながらもくどすぎないカレーを目指した。食べ進める中で、さまざまな食べ方ができるよう工夫し、飽きの来ない一皿に仕上げた」とも。
店は神楽坂通り沿いにある建物の4階。席数はテーブル15席。「神楽坂はランチ激戦区でもあるが、手仕込みのカレーを食べられる店として、ランチの選択肢に入れてもらえたら。より多くの方に、ここでしか食べられないカレーを味わってもらえるよう、引き続き、まい進していきたい。バーでのクラフトカレーの提供も継続するので、シーンに合わせて利用いただければ」と意気込む。
営業は火曜・木曜・土曜の12時~14時30分。