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DNPプラザで恐竜イベント 講師に「ディノサン」作者・木下いたるさんも

「DNPプラザ恐竜イベント」開催の様子

「DNPプラザ恐竜イベント」開催の様子

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 「ディノサンで学ぶ 恐竜の飼育員になってみよう!」ワークショップが8月26日、市谷のDNPプラザ(新宿区市谷田町1)で開催された。同企画は、恐竜飼育漫画「ディノサン」(新潮社)との連携プロジェクト第1弾。講師は「ディノサン」作家の木下いたるさん。

「DNPプラザ恐竜イベント」担当の宮澤さん

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 企画・ファシリテーターは大日本印刷の宮澤悠大さんが担当。「日本で9人しかいない」という恐竜検定1級(福井県主催)保持者でもある宮澤さんは、恐竜好きが高じて副業で恐竜コンサルタントとしても活動するという。恐竜の魅力について、「化石はあっても実物は見られず、いつまでたってもたどり着けない存在にロマンを感じる。今私たちがいる地球を巨大な恐竜たちが闊歩(かっぽ)していたと考えると、言葉にしきれない思いが募る」と話す。

 プログラムは、木下さんや宮澤さんの恐竜トークのほか、漫画を元に映像にする大日本印刷の技術を使った「ライトアニメ」スクリーン鑑賞、オリジナルの恐竜園を作るワークショップなど。参加した子どもたちは恐竜について学びながら、4つのチームに分かれてそれぞれの思い描く恐竜園を作り上げた。「自社で開発した技術などを活用して、恐竜だけでなく自然や科学など子ども自身の好きな分野を掘り下げるきっかけづくりができれば」とも。

 イベント内で紹介した恐竜は、ギガノトサウルスやトリケラトプスなど12種。子どもたちは、恐竜名を当てるクイズで全問正解する様子や、ワークショップで話し合いながら恐竜園を作る様子がうかがえた。参加した子どもは「新たに恐竜の知識が得られて楽しかった」と話し、保護者の一人も「学校には少ない恐竜好きの仲間と出会えた貴重な機会だった」と振り返る。

 木下さんは「恐竜というと『大きくて強い』というイメージがあるが、私たちと同じ生き物。繊細な一面など、生き物としての魅力を知ってもらうことで、いろいろな側面からさらに恐竜のことを好きになってもらいたい。ワークショップで学んだことや、さらに深まった『恐竜が好き』という気持ちを、大人になっても覚えていてほしい」と子どもたちに伝えた。

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