見る・遊ぶ 買う 学ぶ・知る

江戸川橋に古書店「コ本や honkbooks」 芸術に触れられる場所にも

「コ本や honkbooks」の店内

「コ本や honkbooks」の店内

  • 8

  •  

 「コ本や honkbooks(ホンクブックス)」(新宿区山吹町、TEL 03-6907-2239)が池袋から江戸川橋に移転して、5月23日で1カ月がたった。

「コ本や honkbooks」の店内

[広告]

 店主の青柳菜摘さんは、「街の人が気軽に利用できる本屋の一面を持ちながら、芸術に携わる人たちが集う拠点にもなる場所をつくりたい」と2016(平成28)年、王子で同店を立ち上げた。池袋に移転し規模を拡大後、江戸川橋に拠点を移すことにしたという。青柳さんは「神楽坂かいわいは印刷や出版に縁のある土地。本と芸術を同時に考えることで、芸術に日常的に触れられるような店を目指す」と話す。

 取り扱う本は古書が中心。アート・建築・デザインをはじめ、文学・詩・思想哲学・自然科学・民俗学など幅広いジャンルを網羅する。そのほか、アーティストとの直接的なつながりもあることから、新刊をいち早く展開することもあり、他店では流通しない個人冊子などもそろえるという。

 店の入り口近くに本を陳列し、店奥をオープンスペースにした。「展覧会やトークイベント、レクチャー、ワークショップなど幅広い活動の拠点として使える。本屋とオープンスペースが混ざり合う場所として、面白い使い方を実験したい。常に変化し続け、訪れる度に新たな発見をしていただける場所になれれば。地域の皆さんの『遊び場』として根付いていきたい」と来店を促す。

 営業時間は12時~20時。火曜・木曜・水曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース