四谷三丁目に焼き鳥専門店「焼鳥 清(せい)」(新宿区荒木町、TEL 03-6311-0707)がオープンして2カ月がたった。オープン日は2月22日。席数は12席。
店主の清琢(せいたくま)さんは、焼き鳥や割烹(かっぽう)料理に携わり約10年の経験を持つ。「実家が焼き鳥屋ということもあり、幼少期から飲食業界になじみがあった。以前は、同じ場所で『一蕃鶏』という焼き鳥店をしていたが、この度、長年構想していた本当に自分のやりたい店をオープンした。特注した内装から器まで、思いの詰まった店になった」と話す。
「店内中央にアイランドカウンターを設置し、全席カウンターであると同時に大人数客にも対応する。生花や珍しい果物なども置いて目にも鮮やかに。ライブ感を重視し、できたてを出せるような内装にした。仕入れも、できるだけ市場に足を運び、その時々に出合う食材を大切にしている。来る度に新しい発見があるような店になれれば」とも。
メニューは、串5本や一品料理などを含む「お決まり」(5,000円)をはじめ、「鶏釜めし」(1,600円)など。「素材のうまみを生かした調理を心掛け、焼き鳥をしっかりと味わえるようなお決まりが定番。メニュー表は置かず、すし屋のように一品ずつ提供する。一品ごとのおいしさはもちろん、食べ進めた時のバランスも考えながら、お客さまに合わせたタイミングで用意する。目の前で焼き上げる様なども楽しんでもらえれば」と清さん。
「これまでの多くの方に支えられてきたが、また新しい店としてこれからもまい進していきたい。外食すること自体が楽しかった時を思い出して、当店でゆっくり過ごす時間が気分転換につながれば」と笑顔で話す。
営業時間は17時30分~23時。