神楽坂フラスコ（新宿区神楽坂6、TEL 03-3260-9055）で12月24日から、イラスト作品展「みよこフラスコ2021展」が開催される。

「みよこフラスコ2021展」 イラストレーターのみよこみよこさん

　同展は、イラストレーターのみよこみよこさんによる作品展。開催期間中は毎日在廊するという。
展示する作品点数は、額装された作品＝26点（展示販売品）、パネル＝15点（非売品）。宮崎県の展示会でも展示した四方約70センチのドーナツパネルも出展する。

　「通常、作品展は『展示されたものを見る』だけだが、それを飛び越えてイラストの世界の中で遊んでもらえたら楽しそうと思い、デジタルでなくアナログでドーナツパネルを作った。『このパネルでどうやったら面白い写真が撮れるか』ということを真剣に考えて、真剣に遊んで、真剣に写真を撮って楽しんでいる姿は、見ていて気持ちが良い」とも。

　みよこみよこさんは現在宮崎県延岡市在住だが、2008（平成20）年までは東京に住んでいた。「神楽坂では、かぐらむらやぽち袋のイラストを担当させていただくなど、第二の故郷のようにお世話になっていた場所。フラスコが誕生した2007年から定期的に個展を開かせていただき、宮崎に住んでからは2年に一度のペースで開催し、今年がちょうどその年。2年ぶりに神楽坂に帰ってくることができてとてもうれしい。コロナ禍でいろいろな情報や人々の価値観や思いが交錯する中で『光の明るい方へ、力強く自分の信じた道を行こう』と希望を感じてもらえるような展示会にしたい。初めての方もお久しぶりの方も、一時安らかな気持ちになっていただければ」と話す。

　お薦めの販売品は、来年のカレンダー。壁掛けA3サイズ（2,000円）、卓上（1,500円）。

　開館時間は12時～20時（最終日は17時まで）。今月29日まで。