「日本鉄道旅行地図帳」が好調、一括予約者は想定の10倍以上に

売れ行きが好調な「日本鉄道旅行地図帳」。写真は創刊号の「北海道」。

売れ行きが好調な「日本鉄道旅行地図帳」。写真は創刊号の「北海道」。

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 新潮社(新宿区矢来町)が5月17日に1号を刊行した、正縮尺の鉄道地図「日本鉄道旅行地図帳」の売れ行きが好調だ。

 同書は鉄道旅行に特化した鉄道地図で、既存の路線図のように歪んでおらず正確な縮尺の地形図上に現在営業しているすべての旅客鉄道と駅、廃線までも忠実に配置。数多くの地図に関する書籍の執筆や監修を行う今尾恵介さんが監修を務めた。

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 同社は、現在発売中の「北海道」に続き、毎月1冊1エリアごとに全12冊を刊行。「北海道」「東北」「関東(1)」「関東(2)」「東京」「北信越」「東海」「関西(1)」「関西(2)」「大阪」「中国・四国」「九州」の全12号で日本の鉄道地図が完成する。

 「『北海道』は初版8万部で、すでに1万部ずつ2回増刷している。予想外だったのは定期購読が多いこと」と話すのは同社営業部の田中さん。同社は7月18日まで、「全12号」と「2号~12号」の一括予約を受け付けており、一括予約特典として特製オリジナル地図帳カバーを1枚プレゼントしているが、当初300~500を予定していた一括予約者は現在までに7,000弱に増えている。

 ターゲットについては「もちろん鉄道ファン」(田中さん)と言い切るが、この結果を受け「鉄道だけだとマニアックな内容になってしまうが、地図にすることで鉄道ファン以外の人も手に取りやすくなったのでは」と田中さんは分析する。「全12号」よりも「2号~12号」の一括予約数が多いといい、1号「北海道」の満足度が高いこともうかがえる。

 同書には地図情報だけではなく、名駅舎100選や車窓絶景100選、百名湯、ご当地グルメ、鉄道関連の保存施設、車両基地一覧などの情報も豊富に掲載。2号「東北」は6月18日に発売される。

6月18日発売の「東北」(関連画像)ぴあ「希望退職者」、全社員の4分の1に-業績予想で織り込み済み(市ケ谷経済新聞)上半期ベストセラー、ベスト3は前年1、2位と「夢をかなえるゾウ」(市ケ谷経済新聞)「女性の品格」坂東眞理子さんが講演-PHP研究所東京本部(市ケ谷経済新聞)新潮社

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