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曙橋の「釣り文化資料館」開設から30年 名工による伝統的釣具伝え続ける

初代館長 船津重人さんのコレクション展示

初代館長 船津重人さんのコレクション展示

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 和竿・魚籠など伝統的釣り具を展示・保存する「釣り文化資料館」(新宿区愛住町、TEL 03-3351-8248)が今年、開設30年を迎えた。

週刊つりニュース本社屋にある釣り文化資料館

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 1989年、週刊つりニュースを創設した船津重人が、散逸の危機にひんした伝統的釣り具や関係資料を保存し後世に残したいという思いから、釣りの分野では全国初の本格的公開施設として開設した。2000年3月には週刊つりニュース東京本社の建て替えに伴い新資料館として新たなに展示品を充実させ、一般ファンに無料で公開している。

 静かな住宅街の中にある当館の前には「釣り地蔵」が置かれ、館内は船津重人会長コレクション、一般からの寄贈コレクション、書籍棚で構成される。展示品は初代館長・船津重人自らが収集してきた各種和竿、魚籠、釣り古書などをはじめ、全国から寄贈された多数の伝統的釣り具や書籍などがあり、日本の釣り文化や、名工の技を見ることができる。

 開館時間は10時~17時。土曜・日曜・祝日定休。入場無料。

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