テレビドラマ「おせん」で主演を務める女優・蒼井優さんに「料亭女将」指導をしたのは、神楽坂の老舗料亭の1つ「幸本」(新宿区神楽坂4)であることがわかった。
同名の人気コミックをドラマ化した「おせん」は、蒼井さん演じる主人公の半田仙が女将(おかみ)を務める老舗料亭「一升庵」を舞台にした作品。先日行われた制作発表の場で蒼井さんは、役作りのために神楽坂の料亭で所作を学んだことを明らかにしていた。
「幸本」の若女将とドラマ制作スタッフが知人だったことから実現した今回の指導は、忙しいスケジュールを縫って行われたといい、指導した若女将は「立ち振る舞いやお客様の出迎え方など数時間の指導を行った。時間が短かったにも関わらず、驚くほど飲み込みが早かった」と話す。
1948年創業で今年60周年を迎える同店では、「より多くの人に真の懐石料理を」と、老舗料亭ながら1日3組限定で宴席料込み1万円というリーズナブルなコースも提供している。
同ドラマは22日から日本テレビ系列で放送される。オンエアは毎週火曜22時~。
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