神楽坂エリア一体で10月15日、今年で18回目を迎える秋の恒例イベント「神楽坂まち飛びフェスタ2016」が始まる。
神楽坂を中心とした広範囲で開催される同イベントは、商店会や地元企業、近隣の学校などが協力・参加する神楽坂の一大イベント。今年は20日間の開催で、期間中は連日、伝統芸能や落語会、コンサート、体験講座など、バラエティーに富んだ約70の企画が繰り広げられる。
主な企画は、毘沙門天(びしゃもんてん)善國寺境内で絵画やイラスト、写真、工芸などさまざまなジャンルのアーティストが作品を披露する「神楽坂アートスクエア」(30日)、芸者衆の稽古場「見番」を特別に開放する「ざ・お座敷入門」(22日、チケットはすでに完売)、猫をテーマに仮装すれば誰でも参加できる「化け猫フェスティバル」(16日)など。神楽坂の坂下から坂上まで700メートルのキャンバスに自由に絵を描く「坂にお絵描き」(11月3日)がイベントの最後を飾る。
今年は人気企画の一つだった「神楽坂ギャルソンレース」(23日)が6年ぶりに復活。パリで約100年続く伝統の「コース・ド・ギャルソン」を基にしたイベントで、神楽坂坂上の100メートルのコースをトレーに乗せたコップの水をこぼさずに早く運ぶことを競う。
各イベントの詳細は、ホームページと神楽坂周辺で配布しているパンフレットで確認できる。11月3日まで。