靖国神社(千代田区九段北3)で9月17日~19日、夜間参拝企画「みらいとてらす-秋を彩る九段の光-」が開催される。
終戦70年の節目に当たる昨年、平和への感謝と祈りの気持ちを次世代に向けてささげてほしいという願いから初めて開催し、7万人が訪れた同企画。通常18時までの開門参拝時間を21時まで延長し、同神社内各所でライトアップやさまざまなイベントを行う。
期間中、「みらいとてらすスペシャルライティング」として、参道や拝殿など各所でのライトアップ、第一鳥居前と遊就館でのプロジェクションマッピングを連日実施。奉納行事として、岩手・舞川鹿子躍保存会による「行山流舞川鹿子躍」(17日・18日)、北の御門連・かぐら連による「阿波(あわ)踊り」(17日)、熊本・山鹿灯籠踊り保存会による「山鹿灯籠踊り」(18日・19日)を開催する。
「夜の境内に明かりをともして、厳かな雰囲気の中で参拝していただけるということで、家族連れやグループ・カップルなど、戦友・ご遺族から若い世代まで幅広い年齢層の方々にご参拝いただいた」と広報担当者。開催2年目となる今年は、ライトアップされた幻想的な雰囲気の中で参拝する本殿前の中庭での「みらいとてらす限定特別参拝」(17時~20時30分、玉串料500円)のほか、境内相撲場に「みらいとてらす憩いの広場」を開設。参拝者の休憩所として相撲場を開放し、キッチンカーなどの出店や「星空ライティング」「こどもひろば」を設置する。
イベントの最新情報や詳細は同神社ホームページで配信している。