市ケ谷の防衛省近くに4月15日、バナナジュース専門店「ミバショウ」(新宿区市谷本村町)がオープンした。席数は4席。店舗面積は約5坪。
店主はかつて金融関係の仕事をしていた宮原健さん。「忙しいサラリーマン時代にバナナジュースをよく飲んでいた。すると身体の調子がよかった。バナナジュースで手軽に栄養がとれる店があるとうれしいと思い店を開いた」と語り、オフィスが多く、働いている人の多い市ケ谷に出店を決めた。
店名の「ミバショウ」はバナナの別称。バナナジュースはスタンダードバナナとプレミアムバナナから選べる。プレミアムバナナはリンゴの風味がするバナップルを採用。豆乳か牛乳で割り方を決め、リンゴや小松菜、セロリなどの新鮮な野菜やフルーツをカスタマイズすることもできる。「バナナジュースには砂糖や氷などを使っていない。バナナそのままの味を楽しんでいただきたい。野菜やフルーツを体調に合わせてカスタマイズをしてもらえればうれしい」と語る。
フードは手作りのホットサンドやスープなどを用意。日替わりでメニュー内容を変え、同店のツイッターやインスタグラム、フェイスブックで発信する。
メニューは「バナナジュース」(350円)、「プレミアムバナナジュース」(450円)、各種カスタマイズ(リンゴ、レモン、ヨーグルト、小松菜など)(50円~)、ホットコーヒー(300円)、アイスコーヒー(320円)、「日替わりホットサンド」(390円)、「日替わりスープ」(350円)、「手作りシフォンケーキ」(150円)。
オープン後の反応として、「やはり若い女性の方に来ていただけている」と宮原さん。「もっと男性の方に来てもらいたい。バナナはカリウムが豊富で、二日酔いなどにも効果がある。朝8時からやっているので、就業の前に一杯やってもらえたらうれしい」とも。オープンから11時までのモーニング時、ドリンク類を注文すると半トーストをサービスする。
営業時間は、平日=8時~16時、土曜=11時~17時。時間外でも店頭にバナナがぶら下がっていれば営業中。日曜・祝日定休。