神楽坂通りから1本入った路地裏に1月8日、発酵食品の仕込み教室と物販を併設した「神楽坂発酵美人堂」(新宿区若宮町)がオープンした。
店主の清水紫織さんは「美しさは健康あってのこと。外見だけではなく、発酵食品で腸内環境を整えることで、体の中から健康で輝ける美人になりましょうというメッセージを店名に込めた」と話す。「発酵はもともと日本にあった素晴らしい食文化。廃れていくのはもったいない」とも。
20歳を過ぎてから突然食物アレルギーが出るようになったという清水さん。夫にも同じようなアレルギーがあることが分かり、出産を機に徹底的に食事を見直すようになった。「子どもにアレルギーが出ないよう自分なりに勉強して、発酵食品にたどりついた。さまざまな要素の相乗効果もあるが、食べられなかったものが食べられるようになり、子どもにも今のところアレルギーは出ていない」という。
発酵教室は、みそや甘酒などの仕込みを行うワークショップに、清水さんが発酵食品の使い方をデモンストレーションしながら作るランチ付き。
「みそ仕込み教室」は、北海道産有機丸大豆と有機生米麹で仕込んだ2キロのみその持ち帰りとランチで4,800円。子どもにも発酵食品に触れてほしいとの思いから、大人向け、4歳以上のキッズ向け、4歳未満のキッズ向けの3バージョンを用意する。
「甘酒教室」は甘酒の材料のお土産、軽食付きで4,500円(以上、税別)。
物販については、今のところ教室開催時のみの営業だが、オリジナル商品も徐々に増やしており、いずれはインターネットでの販売も計画しているという。
発酵教室の最新スケジュールはフェイスブックページで確認できる。