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女性向けガイドブック「ことりっぷ」シリーズ、1000万部突破

女性向けガイドブック「ことりっぷ」シリーズの累計発行部数が1000万部を突破(画像=広報担当の和田史子さん)

女性向けガイドブック「ことりっぷ」シリーズの累計発行部数が1000万部を突破(画像=広報担当の和田史子さん)

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 昭文社(千代田区麹町3)が発行する女性向けガイドブック「ことりっぷ」シリーズの累計発行部数が、1000万部を突破した。

「京都」や「沖縄」などは創刊当時からの人気

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 「ことりっぷ」は20~30代の働く女性に向け、週末2泊3日の旅を提案したガイドブック。「等身大の旅」をコンセプトに、旅好きな女性の声を反映した「大人かわいい表紙柄」「平均150グラム(国内版)の小さくて軽いガイドブック」として、女性に「本当におすすめの情報を厳選」して掲載している。

 2008年2月に国内版32点で創刊。創刊当初から「表紙や中身がかわいい」「小さくて軽い」などと口コミで広がり、わずか10カ月で累計発行部数150万部を突破する好調な売れ行きを見せた。リピーターや旅の予定がなくても雑貨感覚で購入し「空想旅」を楽しむ人も増え、ラインアップも徐々に増加。現在、国内版56、海外版37、音声アプリ付きの「会話帖」9の全102タイトルを展開している(2014年8月現在)。

 「ことりっぷ」ブランドは自治体や企業からも注目を集め、自治体や交通機関などによるタイアップ出版や小冊子の発行、セイコー ルキアとコラボした「ことりっぷ時計」、エースコップとコラボした「ことりっぷスープ」なども実現。各地域の女性誘客やターゲット層へのプロモーションに活用されている。

 同社は「ガイドブックで6年以上同じシリーズが続くこと、1000万部を突破することは極めて異例のこと」と説明。特に人気が高いのは、国内版=「京都」「鎌倉」「沖縄」「札幌・小樽」「東京」、海外版=「台北」「パリ」「ソウル」で、「松江」「石垣・竹富・西表・宮古島」「広島・宮島」については同社が発行する「まっぷるマガジン」を上回る人気だという。

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