月替わりの創作メニューでも知られる市ケ谷の人気店「麺や 庄の」(新宿区市谷田町1)は4月より、お膳スタイルで提供する新メニュー「一汁三菜つけめん」の販売を始めた。
「スープ」「麺と野菜」「チャーシュー料理」「メンマ料理」「自家製ドレッシング&薬味」の器をお膳に載せて提供する今回の新メニュー。つけ麺として麺をスープにつけて食べる、一品料理を食べる、野菜にドレッシングをかけてサラダとして食べる、薬味を入れて味の変化を楽しむなど、好きな順番、さまざまな方法で楽しむことができる。
内容は定期的に変更する予定で、現在はスープ=ユズしょうゆ味、麺と野菜=揚げ野菜サラダ 味玉のおから添え、チャーシュー料理=カツオだしのあんかけチャーシュー、メンマ料理=穂先メンマとホウレン草のおひたし、自家製ドレッシング&薬味=梅味&生七味唐辛子・ネギ。女性、ラーメンフリークをターゲットに据え、価格は950円。
開発のきっかけについて店主の庄野智治さんは、系列店「gotsubo」で提供する「ベジつけ麺」が普段ラーメンを食べない健康志向の人や女性に人気が出たことを挙げ、加えて「自分自身が約10年ほぼ毎日ラーメンを食べ続け、健康を意識するようになったから」と説明。「ラーメンファンの方は週に何回かはラーメンを食べられているようなので、『健康的においしい』を追求していきたい」と話す。
「品数が多いため飽きずに食べられる」「楽しい」「あっさり目で食べやすい」など評判は上々の様子で、注文の7~8割は女性客だという。
営業時間は11時~15時、17時~23時(土曜・日曜・祝日は通し営業で17時まで)。