都営新宿線市ケ谷駅近くの路地に4月12日、「ラー油蕎麦(そば) 春日亭」(千代田区九段南4)がオープンした。経営は都内で油そば専門店「油そば 春日亭」を展開する春日グループ(豊島区)。席数は19席。
同社新業態となる同店は、日本そばを自家製ラー油つゆで食べるつけ麺スタイルの店。そばは国産そば粉を使った太めで弾力が特徴のオリジナル麺。九州から取り寄せる数種類のしょうゆと昆布などを合わせたつゆは2日間寝かせ、自家製ラー油を加える。
メニューは、豚バラ肉をトッピングした「肉そば」、鳥チャーシューをトッピングした「鳥そば」(以上850円)、「海苔(のり)胡麻(ごま)そば」(780円)、「海苔そば」(750円)、「胡麻そば」(730円)、「もりそば」(700円)。麺の量は、並盛り=360グラム、中盛り=540グラム、大盛り=720グラム(全てゆで上がり)で、全て同一価格で提供する。
「油そば 春日亭」のターゲットが20代前後なのに対し、30代後半~50代をターゲットに据える同店。新業態1号店として実験店として位置付け、今後、新メニューの開発やFC店、直営店での多店舗展開を視野に入れているという。
「8日のオープンを目指していたが納得のいくそばが出来上がらなかったのでオープン日をずらした。今の麺が完成したのはオープン前日の11日」と武田誠浩社長。「自信のある商品を提供し、お客さまに満足していただき笑顔になっていただける店になれれば」と意気込みを見せる。
営業時間は11時30分~16時(麺が無くなり次第終了)。土曜・日曜・祝日定休。