神楽坂通りで40年以上営業を続けるウナギと鶏料理がメーンの和食店「鮒忠」(新宿区神楽坂5)横に3月13日、空揚げ専門店「おやじの唐揚げ 歩(あゆみ)」(同、TEL 03-3235-4127)がオープンした。
店舗の一角を使い営業を始めた同店は、鮒忠(本社=台東区)が新たに立ち上げた持ち帰り用の空揚げ専門店。シルバー世代の雇用機会の創出、就業支援の場として、今後FC展開を行うためのパイロットショップとして位置付ける。スタッフは全員60歳以上で、調理工程をマニュアル化することで高齢者にも働きやすい環境を整えた。
鮒忠と同じ鶏肉を使い、つけダレに一晩漬け込んでから揚げる空揚げは、同業態オリジナルの味付け、製法で仕上げている。メニューは、もも肉空揚げ(250円)、むね肉空揚げ(180円)、砂肝(200円)、手羽先空揚げ(全て100グラム、210円)、むね肉竜田(1枚200円)、空揚げ弁当、竜田揚げ弁当(以上500円)。週末には食べ歩き用の空揚げ串も販売する。
年内には、本店を置く浅草にもう1店舗のパイロットショップを開く予定で、来年以降FC展開を進めていくという。
営業時間は11時30分~19時。