神楽坂周辺の44の飲食店で3月3日~5日、食べ飲み歩きイベント「食べないと飲まナイト」が開催される。
「食べないと飲まナイト」とは、参加者に飲食店をはしごしてもらい、これまで知らなかった店の開拓や気になっていた店に気軽に立ち寄る機会を提案する街の活性化イベント。2011年に上野で始まり、広島、神楽坂、赤坂、鳥取と全国に広まりつつある。参加者は5枚つづりのチケットを購入し、対象店舗で提示することで、各店が設定したドリンクとフードがセットになった特別メニュー「食べ飲まセット」を楽しめる。
神楽坂では同年10月に第1回を開催。41店舗が参加し、30~40代の男女を中心に3日間で延べ約1万人が訪れ成功を収めた。2回目となる今回は、前回を上回る44店舗が参加。店選びや道案内に対応するガイドの配置や着物姿での参加者にチケット1枚を進呈するなど、新たな試みも加え、3日間で延べ1万2500人の集客を目指す。
チケットの料金は、前売り券=4,000円、当日券=4,500円。2000枚を用意した前売り券は今月13日より、参加店舗と公式サイトで販売。前回を上回るペースで売れており、すでに約300枚を販売している。
神楽坂での開催を仕切り、自身も神楽坂で飲食店を展開するアントレスト(矢来町)の有村壮央社長は「店側と参加者、双方が喜んでもらえるようミスのないようにしたい。参加者には神楽坂の良さを、店側には神楽坂に店を構えて良かったと再認識してもらえれば成功と言えるのでは」と意気込む。
参加店舗やイベントの開催時間などの詳細はフェイスブックページで確認できる。