アディダス ジャパン、神楽坂から本社を移転-「アディダス丼」は存続へ

神楽坂から六本木1丁目へ間もなく移転するアディダス ジャパン本社

神楽坂から六本木1丁目へ間もなく移転するアディダス ジャパン本社

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 牛込中央通り沿いに本社を構えるアディダス ジャパン(新宿区矢来町)が12月28日を最後に、本社を移転する。

 移転理由について、同社は「各所に分割されていたオフィスを1カ所に集めることにより、ビジネス、業務の効率化と社内コミュニケーションの改善を図るため」と説明。同社は現在、2棟の神楽坂オフィス、江戸川橋のショールーム、渋谷スタイルチームオフィスと分かれている。

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 新本社は、六本木1丁目のアークヒルズ仙石山森タワー。新オフィスには、アディダスをはじめ、アディダスグループであるリーボック、ロックポートのオフィス、各ブランドのプレスルームも併設し、従業員約500人が業務に就く。新オフィスでの業務開始日は来年1月7日。

 本社移転に伴い、江戸川橋のショールームも年末で閉鎖し、新オフィスへ移転。神楽坂プレスルームに展示していたアスリートをサポートするブランド「アディダス スポーツパフォーマンス」、渋谷プレスルームに展示していたストリートスポーツウエアブランド「アディダス オリジナルス」、山本耀司さんがクリエーティブディレクターを務める「Y-3」、カジュアルレーベル「アディダス ネオ レーベル」、ハイファッションレーベル「アディダス シルバー」のラインを1カ所に集める。

 1998年2月の設立当時より同所に本社を構え業務を行ってきた同社。近隣のカフェ「キイトス茶房」(箪笥町)には通称「アディダス丼(現・矢来丼)」と呼ばれるメニューが存在するほど地域に根付いていた。オーナーの清水敬生さんは「(移転は)残念。たくさんの方に利用していただいていたので大きな痛手」と落胆した様子を見せ、「皆さんが最後のあいさつに来てくださっている。こちらこそお世話になっていたのに」とも。「旧・アディダス丼」の提供は今後も続けていくという。