都営新宿線市ケ谷駅近くの路地に9月18日、「かれー麺 実之和 市ヶ谷店」（千代田区九段南4、TEL 03-3234-7232）がオープンした。

看板メニューの「かれー麺」

　2005年に青山一丁目に本店をオープンし、現在、六本木、新宿御苑、赤坂で展開する「かれー麺 実之和」。5店舗目となる同店では、とろみの強いオリジナルのカレースープにコシの強い中太多加水麺を合わせた看板メニュー「かれー麺」のほか、鍋や一品料理などの居酒屋メニューも提供する。

　市ヶ谷店店長の山口嘉太さんは現役の大学生。卒業後、飲食業界に進もうと考えていた矢先に「かれー麺」に出合い、「これならば勝負できる」と六本木店での半年間の修業を経て、今回の開業にこぎ着けた。店舗面積は17坪。席数はカウンター席11席とテーブル席を合わせた36席。

　主なメニューは、「かれー麺」（並盛750円、大盛870円、特盛990円）、辛さを5段階から選べる「赤いかれー麺」（並盛880円、大盛1,000円、特盛1,120円）、「かれーつけ麺」（並盛800円、大盛900円、特盛1,000円）、「豚しゃぶ肉の生姜焼き定食」（900円）など。

　17時以降は、「かれー鍋」や「モツ鍋」（1人前1,470円、2人前より）、国産の牛もつを使った「モツ煮込み」（504円）、「モツもやし炒め」（609円）、市ヶ谷店限定の「浜松ギョーザ」（409円）など、一品料理も豊富に取りそろえる。

　ドリンクメニューは、生ビール（グラス261円～）、トリスハイボール（251円）、サワー（366円～）、カクテル、焼酎、果実酒（以上419円）、日本酒（524円）など。1時間1,048円（料理1品以上注文が条件）からの飲み放題プランや飲み放題付きの宴会コースセット（3,148円）も用意する。30～40代をメーンターゲットに据え、昼はビジネスマン、夜はビジネスマンに加え学生の取り込みも図る。客単価は1,600円～2,000円。

　オープンからわずか1週間で数回来店しているリピーターもいるという同店。山口さんは「お客さまのリクエストにできる限り応えられる店になれれば。人の温かさで勝負していきたい」と意気込みを見せる。

　営業時間は11時～23時30分（ラストオーダー）。日曜・祝日定休。