2011年2月に活動を開始した異業種交流「飯田橋神楽坂交流会」の会員数が同年12月末時点で100人に達した。
同会代表の廣澤孝之さん(36)は神楽坂在住の会社員。「神楽坂に住み始めて間もなく、近所の方々と気軽にお酒を飲めるような人脈が欲しい」との思いから、地域の掲示板やツイッターなどオンラインのみでメンバーを募集した。すぐに10人が集まり、1回目の交流会を開催。以降順調にメンバー会員が増加し、12月には100人を超えた。
交流会は毎月第1土曜の夜に、飯田橋か神楽坂の飲食店で行い、平均20~30人が参加する。冒頭30分程度を使い、毎回異なる講師を招いて勉強会を行い、その後は飲食を楽しみながら名刺交換やゲームなど親睦を深める時間に充てている。
夏以降に人数が増え、会の中で分科会のようなかたちも生まれた。近隣の歴史探索やダーツ、バトミントン大会など、活動範囲も広がっているという。
現在100人余りの会員の男女比は6対4で、年代は30代を中心に20代~50代と幅広い。「飯田橋や神楽坂にゆかりのある人もない人もいるし、広く門戸を開けている」と廣澤さん。「1年間、代表として幹事をしてきたが、マンネリ感も嫌なので、毎年代表が変わる体制にしようと考えている」とも。その言葉通り、2012年2月の交流会から女性の新代表が取り仕切る。
「今後は少しエリアを広げたり、人数ももっと増やしたりしていきたい」と廣澤さんは抱負を話す。