神楽坂上交差点近くの神楽坂通り沿いに11月7日、福井県のアンテナショップ「若狭路ショップ」(新宿区神楽坂6)が期間限定でオープンした。主催は嶺南広域行政組合(福井県敦賀市)。
県南西部に位置する敦賀市、小浜市、美浜町、若狭町、おおい町、高浜町の2市4町から成る若狭路の特産品の試食・販売を実施。若狭路へのアクセスや歴史などをパネルで紹介するほか、ガイドマップやパンフレットなどを配布しPRする。
店内には、焼きサバやサバずし、干物、へしこ、昆布、小鯛のささ漬け、米、梅干し、地酒、スイーツなどの特産品がずらりと並ぶ。同組合事務局長の岸田俊司さんは「へしこや梅干し、漬物など保存食が多く、『ご飯のお供』になる。日常生活で食べるおいしいもの、毎日食べても飽きのこない味。若狭路にも一度足を運んでいただき、カニやフグ、魚の味を知っていただければ」とPR。最終日の12日には、サバのへしこ料理教室も開く。
神楽坂と福井県とは、江戸時代、神楽坂・矢来公園近くに若州小浜藩邸があった縁から、福井県に関するイベントも度々開催されている。12日・13日には、神楽坂通りと赤城神社境内を会場に、福井県と若狭湾観光連盟主催によるイベント「ドーンと福井in神楽坂 越前・若狭まつり」が行われ、連携したPRを展開する。
「若狭路ショップ」の営業時間は10時~18時。今月12日まで。