神楽坂通りから1本入った裏通りに10月18日、居酒屋「神楽坂 坊主」(新宿区神楽坂3、TEL 03-6265-0295)がオープンした。
店舗面積は45坪。席数はカウンター席とテーブル席を合わせた60席で、6人用・8人用の個室も用意する。店主の山田昌平さんは2003年に世田谷・千歳烏山に居酒屋を開業し、現在3店舗まで店舗を拡大。同店は4店舗目となる。
同店の「売り」は、「酒屋価格」に近い低価格で提供するボトル売りの焼酎と鹿児島霧島豚を使った2種類のしゃぶ鍋。焼酎は、「黒霧島」(900ミリリットル、1,180円)、「鉄幹」(1,390円)、「富之宝山」(2,860円)、「鳥飼」(2,190円)、「久米仙 グリーン」(1,320円)、「鍛高譚」(以上720ミリリットル、1,080円)など60種類以上を取りそろえ、氷・水・茶・シークヮーサージュース・パインジュースを全て210円で提供する(ボトルでの注文の際、飲み代として別途315円必要)。
しゃぶ鍋(1人前=1,800円、注文は2人前から)は、しょうゆベースのだしを使い地鶏卵の黄身につけて食べるものと昆布入りの白湯を使いそばつゆにつけて食べる2種類。鍋の締めには自家製そばを用意する。
みそやミンチ肉、デザートまでなるべく「自家製」にこだわっているという料理は、小田原直送の鮮魚の刺し身や焼き魚、自家製さつま揚げ(580円)、自家製ソーセージ(780円)、自家製ロースハム(880円)、その場で作るポテトサラダ(480円)など。ドリンクメニューは、ボトル売りの焼酎のほか、生ビール(630円)、サワー(420円)、日本酒(735円)、カクテル(525円)、グラス焼酎(525円~)などを取りそろえる。
「焼酎の価格を抑えることで、飲みに行く機会が月1、2回から週1、2回に増え、数多く来店していただくことでコミュニケーションを図ることができる」と山田さん。「千歳烏山で8年営業し、やっと地元の方とコミュニケーションがとれるようになり『住人』になれた。その街の『住人』になるには、どれだけ街の人とコミュニケーションが取れるかだと思っているので、神楽坂の『住人』になれるよう長く続けられる店にしていきたい」と意気込みを見せる。
営業時間は17時30分~23時30分(ラストオーダー)。27日からはランチ営業(11時30分~14時30分ラストオーダー)も予定している。