
東京理科大学(新宿区神楽坂1)は12月6日より、神楽坂キャンパス神楽坂校舎6号館内の学食で特別メニュー「光しょく梅丼」の提供を開始する。
同メニューは、藤嶋昭学長が今年度の文化功労者に選ばれたことを記念した特別メニュー。今回の顕彰は、酸化チタンに光照射を行うことで水が酸素と水素に分解する反応を発見し、この発見をもとに「光触媒技術」が空気清浄化や抗菌殺菌など身近なところに利用され、光化学・電気化学の発展に大きく貢献されたことによるもの。
同大学では、学食を学生だけではなく近隣住民や来校者など一般の利用者にも開放しており、食から身近なところで応用されている技術を広く知ってもらう機会と捉え企画した。
「光触媒(ひかりしょくばい)」と語呂を合わせた「光しょく梅丼」は、光り物のコハダ、梅をあえたソースをかけたメヒカリ、梅をかたどったマグロの中落ちをトッピングし、太陽に見立てたたくあんを添えた一品。光触媒の技術が広く応用されていることをイメージし、多彩な食材を使用したメニューに仕上げた。
価格は420円。売り上げの一部は、学食を運営する神栄サービスを通じて慈善事業団体へ寄付する。
営業時間は10時~20時30分(土曜は16時まで)。日曜・祝日定休。