JR飯田橋駅西口近くの水上レストラン「カナルカフェ」(新宿区神楽坂1)を運営する東京水上倶楽部(同)が12月3日、神楽坂下交差点角に新店「CANAL CAFE boutique(カナル カフェ ブティック)」(神楽坂1)をオープンする。
同店は、「カナルカフェに足を運んでくださるたくさんのお客さまに感謝の思いを込め、カナルカフェでの思い出を家族や友人、大切な方へ、そして皆さまの自宅へ連れて帰っていただきたい」というオーナー・羽生裕子さんの思いをコンセプトにした物販店。テークアウト用の食事や総菜、オリジナルスイーツなどさまざまなアイテムを取りそろえる。
場所は、今年6月に29年間の営業を終了した「マクドナルド飯田橋店」跡。同所は、90年以上にわたってボート場を運営してきた東京水上倶楽部の所有地で、かつては船大工の住居などがあった場所だという。店舗面積は20坪で、2階と屋上にはイートインスペースも設ける予定。
羽生さんは「お昼時に並んでいただくことも多いので、オフィスに持ち帰って食べられるようなテークアウト商品や、地方からお越しいただく方には、生菓子ではなく焼き菓子などもお土産用のパッケージで用意する」と話し、レストランで人気の高かった「梅ワイン」を販売するほか、クリスマスケーキの予約も受け付ける。