神楽坂に和菓子店、催事展開から実店舗へ-イートインスペースも

早稲田通り沿いにオープンした和菓子店「神楽坂 喜美庵」。

早稲田通り沿いにオープンした和菓子店「神楽坂 喜美庵」。

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 和菓子の販売を行うNC(新宿区矢来町)は6月8日、神楽坂駅近くの早稲田通り沿いに和菓子店「神楽坂 喜美庵」(新宿区矢来町、TEL 03-6457-5963)をオープンした。

イートインも可能なわらび餅

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 店舗面積は20坪。滋賀県大津の契約工場で製造した大福や団子などの和菓子を販売するほか、店内に配置したイートインスペース(15席)で商品を楽しむこともできる。

 同社は昨年6月に同ブランドを立ち上げ、都内を中心とした「東急ストア」「京急ストア」「イオン」店内で期間限定の催事展開を行ってきた。統括マネジャーの野村佳介さんは「この1年間でお客さまが付き始め、常時販売している場所はないのかという声も聞かれるようになったので、立ち上げから1年というこのタイミングで実店舗をオープンした」と話す。

 主力商品は、滋賀羽二重を使用した「黒豆塩大福」や「塩よもぎ大福」(以上160円)、「カスタード大福」(170円)、「抹茶大福」「まんごー大福」(以上200円)など8種類の大福と、大玉が特徴の「みたらし」(140円)、「よもぎ(あんだれ、よもぎあん)」「ずんだ」(以上160円)の4種類の団子。このほか、わらびもち(120グラム=290円~)や季節に合わせた味の大福や団子など期間限定の商品も販売していく。

 「味にこだわりつつ価格も納得してもらえるように努力している」と同社の中谷喜美社長。催事での出店も引き続き行い、今後はインターネットでの通信販売も予定しているという。

 営業時間は10時~19時。オープンを記念して今月末まで、全商品を特別価格で販売している。

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