千代田区は10月6日、区の花「さくら」を次世代へ引き継ぐために策定した「さくら再生計画」事業の一環として「さくら教室」を開催する。
「さくら教室」は樹木医の先生とともに桜の名所を歩きながら、樹木の健康状態を調査する活動で今回が4回目の開催。桜に興味のある人であれば誰でも参加が可能で、「千鳥ケ淵・靖国神社コース」「真田濠・四谷濠コース」のいずれかを選ぶ。
区内には千鳥ケ淵や靖国神社、江戸城外濠の土手筋などの桜の名所があるが、この多くが老齢化や環境の変化により病害虫が発生して弱っていることから、桜を守り、次世代に引き継ぐための「さくら再生計画」を2004年に策定。「さくら教室」以外にも「さくら憲章」の制定や、維持管理の費用を確保する「千代田区さくら基金」の創設などの事業を行っている。
開催時間は10時~12時(9時45分集合)。定員は先着50人。参加無料。終了後には上智大学公開学習センター(紀尾井町7)で桜に関するミニセミナーの開催も予定しており、希望者は参加可能。申し込みはさくらサポーター事務局道路公園課内(TEL 03-5211-4243、FAX 03-3264-4792)で受け付けている。