インプレスR&D(千代田区三番町)は10月22日、携帯電話のダウンロード速度を計測する「モバイルスピード調査」約2万件のアクセスデータの集計結果を発表した。
同調査は、同社が開発したモバイルスピード調査専用の計測サイトで行われ、Flash対応の携帯電話であれば、時間を問わずに誰もが「その場」のダウンロード速度を計測することができる。10月7日に調査を開始し同21日までに全都道府県約2万件のアクセスデータが収集された。ダウンロード速度の平均値は21日現在「398kbps」。
同社では、引き続き現在流通している全端末での調査を実施するほか、通信事業者別や利用シーン別など、さまざまな角度から分析を行い、「ケータイ白書2009」(12月発売予定)や、書籍・ウェブサイトなどで最終値を紹介する予定だという。
なお、平均ダウンロード速度は未補正の速報値で、「ダウンロード速度には、通信事業者のインフラ状況、携帯電話端末の処理速度、計測場所、計測時間などの要因が影響している」と同社。
今月26日までに計測したユーザーは空メール送信によりプレゼントに応募ができ、同社は抽選で100人にiPod nanoやWiiFitなどの賞品を提供する。現在調査データが不足している午前3時~6時までの計測ユーザーには、さらに抽選で図書券を50人に進呈する。
当編集部があるオフィスも同調査に参加したが、結果は94.2kbpsで判定は「遅い」だった。