創作料理店「seto(セト)」(千代田区九段南2、TEL 03-6820-4073)が九段下にオープンして、1月10日で2カ月がたった。
店主は脊戸壮介さん。イタリアやデンマークで経験を積み、東京でも紀尾井町の「MAZ(マス)」でスーシェフとして店に立つなど、幅広いジャンルの料理に携わってきた。独立のきっかけについて、「20代で店を持つことが目標だった。これまでの経験を糧に、自身にしかできない料理を作りたいと考えた」と話す。
メニューはおまかせコース(1万8,800円)のみで、料理は創作料理。冷菜と温菜、軽い料理と重い料理を交互に組み立てるなど、一般的なコース構成とは異なる流れを採用している。「最初の一皿と最後のデザートに同じ食材を使うなど、コース全体で一つの物語になるよう考える。自身のイメージする料理の流れを表現する独自の構成。伝統料理にも敬意を払い、多くのジャンルを学んできたからこそ、新しい表現にも興味がある。特定のジャンルに縛られず、私が思い描く料理を形にしたい」と瀬戸さん。
店舗面積は約20坪。席数はカウンター=11席。無機質な店内にはアート作品を配すなど、あえて「飲食店らしくない」空間構成をイメージした。「ギャラリーや美術館のような要素も取り入れたかった」とし、定期的にアート作品も入れ替える。「地域の方や海外の方にも足を運んでもらえる店にしたい。当店でしか体験できない食事と空間を提供できれば」と意気込みを見せる。
営業時間は、19時一斉スタート。日曜・祝日定休。