市ケ谷経済新聞の2025年・年間PV(ページビュー)ランキングは「神楽坂に生ドーナツ専門店「ウィーラブ ドーナツ」 都内2号店、国内産小麦使う」が1位になった。
2位 神楽坂に「紀の善」再オープン 名物・抹茶ババロアも再現
ランキングは今年1月1日から12月11日までに配信した「ヘッドラインニュース」のページビュー(PV)を集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1.神楽坂に生ドーナツ専門店「ウィーラブ ドーナツ」 都内2号店、国内産小麦使う(11/10)
2.神楽坂に「紀の善」再オープン 名物・抹茶ババロアも再現(7/17)
3.夏の風物詩「神楽坂まつり」今年も ほおずき市や阿波踊り、屋台コーナーも(7/14)
4.神楽坂に古民家イタリアン「洋食堂 葡萄」 選べるコースを売りに(3/14)
5.神楽坂に「ビストロラトラス」 南仏ビストロをイメージ(10/23)
6.四谷に「たいせい」立ち食い店 「鶏としょうゆで食わす家系」コンセプトに(9/18)
7.九段南に「横浜家系 てつ家」 家系元祖の店などで14年修業の店主が独立(6/9)
8.四谷・荒木町に「ビストロ ブー」 「俺のフレンチ」元総料理長らが新店(10/9)
9.市谷にジンギスカン専門店「市ヶ谷の羊」 厚切りラム肉を特注鍋で焼く(2/12)
10.神楽坂に「居酒屋 うおいだ」 老舗ラーメン店が古民家で新業態(7/24)
神楽坂を中心とする広域市谷圏で、飲食店の新規出店や再オープンが相次いでいる。生ドーナツ専門店から老舗甘味処の復活など、エリアの飲食トレンドは多様化と専門性の深化が特徴となった。
1位となったのは、生ドーナツ専門店「ウィーラブ ドーナツ」の神楽坂出店。都内2号店となる同店は、該当エリアの食べ歩き需要の回復とともに、若年層や観光客の回遊を後押しする存在となっている。
2位には、長らく地元に親しまれてきた甘味処「紀の善」の再オープン記事がランクイン。名物の抹茶ババロアをはじめ、往時の味を再現したことで、往年のファンだけでなく若い世代の来店も増加。老舗復活という話題性も相まって、街の記憶をつなぐ存在となっている。
3位には、夏の恒例行事「神楽坂まつり」が登場。ほおずき市や阿波踊り、屋台コーナーなどが実施され、地域内外から多くの来場者を集めた。
6位~9位には、より「専門性」を打ち出す店がランクイン。四谷のラーメン店「たいせい」は「鶏としょうゆで食わす家系」という独自コンセプトを打ち出した立ち食い新業態。九段南の「横浜家系 てつ家」は、家系ラーメンの老舗店などで14年修業した店主の独立ストーリーに注目が集まった。
老舗の復活、専門業態の進化、イベントによる人流回復が同時進行しているのが現在の広域市谷圏の特徴。市ケ谷経済新聞は今後も「まちの記録係」として、このエリアの日常と変化を継続して伝えていく。