
居酒屋「野左衛門(のざえもん)」(新宿区白銀町、TEL 03-6761-2843)が神楽坂に店を構えて、7月29日で1周年を迎える。
店主の野崎辰仁(たつひろ)さんは以前から飲食業に携わってきたが、「やりたいことを突き詰めるなら個人店がいい」と考え、独立を決めたという。野崎さんは「大手企業の居酒屋業態などに関わっていたが、現場の空気感が好きで、いつか自分が作りたいと思う店をやってみたいと思っていた」と振り返る。
1周年を迎え、「大変だが自分のやりたいことができているのはありがたい。自分の店作りで、お客さまが喜んでくれたら、それが一番」と話す。
メニューは、「おまかせアテ盛り」「牛すじ肉のビーフシチュー仕立て」(以上1,500円)、「刺し身盛り」(1,800円~)など旬の食材を使った料理を週替わりで用意する。「自分がおいしいと感じ、出したいものを出す。週ごとに異なるメニューを多数用意しており、いつ来ても飽きることなく季節を感じていただける。酒も珍しい品種や季節限定のものが多く、料理や酒との出合いも楽しんでもらえるはず」と野崎さん。定番メニューとして、茨城県・くらもち農場の卵「濃い黄味」を使った「出汁(だし)巻き玉子」(900円)を用意する。「さまざまな卵を使ってみたが、甘みとコクが強いこの卵に決めた」とも。
「地域密着型の店としてあり続けたい」という野崎さん。「一人で立ち寄る方もいれば、友人や家族連れで利用いただく方もいる。カウンター席のほか、店奥にはテーブル席や座敷席もあるので、ぜひさまざまなシーンで気軽に足を運んでいただければ」と来店を促す。
営業時間は17時~23時。休業日はインスタグラムで知らせる。