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市谷にジンギスカン専門店「市ヶ谷の羊」 厚切りラム肉を特注鍋で焼く

「市ヶ谷の羊」の「ねぎにんにくジンギスカンmix」

「市ヶ谷の羊」の「ねぎにんにくジンギスカンmix」

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 ジンギスカン専門店「市ヶ谷の羊」(千代田区六番町、TEL 03-6261-2129)が2月1日、市谷にオープンした。経営はコレクティブアンドディライト(港区)。

「市ヶ谷の羊」のメニュー

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 同店は麻布十番の「麻布の羊」の姉妹店。店主の小島暁人(おじま・あきひと)さんは、飲食業界での経験を経て独立。利用客のニーズをくみ、羊肉を主軸とする店の展開を決めたという。「独立当初は、さまざまな種類の肉を提供するシュラスコ店だったが、健康のことを考えてラム肉を求めるお客さまが多かったことを受け、現在の業態となった。羊肉はカロリーが低く、脂肪分の融点が高いため、体に吸収されにくい」と話す。

 店舗面積は約20坪。席数は44席。「麻布店は市ヶ谷店の約半分の面積。席数の都合上、どうしても来店希望のお客さま全員を受け入れることが難しかった。2店舗体制となった今、際限なく多くの方に利用してもらえる。以前にも増して、新鮮な羊肉を安定して仕入れられるのもうれしい」とも。

 メニューは「辛味噌(みそ)ジンギスカン」「ラムチョップ」(以上1,200円)、冷凍していない「生ラム肩ロース」(1,400円)などの単品のほか、「元祖! ねぎにんにくジンギスカンmix(ミックス)」(1,980円)、「ラム肉4種! 盛り合わせ」(2,280円)などの盛り合わせも用意する。「ラム肉6種盛りには、ラムハツなどの希少部位も含む。新鮮でラム特有の癖も少ないので、普段ラムを食べ慣れない方でも大丈夫」とも。オフィスワーカーや家族連れなどの来店を考慮し、匂いや煙を気にせず食べられるよう、ガス火と特注鍋を使って焼き上げる。「当店のラムは厚切り。火加減を調節できるので、最適な焼き上がりで食べていただける」とも。

 アルコール類も、クラフトビールやボトルワインなどを豊富にそろえる。特にクラフトビールは、国産のボトルビールを約30種類用意し、客がラベルを見て選べるという。「飲食を通じて、日本の良さや生産者の思いも皆さんへ伝えていければ。地域密着型の店として、このエリアになじんでいきたい」と意気込む。

 営業時間は17時~23時。

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