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神楽坂に「くずし割烹 うしどき」 古民家で和牛や四季折々の料理提供

「くずし割烹 うしどき」店主の原田勇哉さん

「くずし割烹 うしどき」店主の原田勇哉さん

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 和食屋「くずし割烹(かっぽう) うしどき」(新宿区岩戸町、TEL 03-6280-8101)が10月24日、神楽坂にオープンした。経営は、「ハンバーグ酒場 牛時」(新宿2)も展開するウィズエスエイチ。

「くずし割烹 うしどき」コース料理の一例

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 元々栄養士だったという店主の原田勇哉さんは以前から料理が好きで、「いつか飲食店をやりたい」と考えていたという。店名は「牛で、時や人同士の縁をつなぎたい」という思いを込めた。原田さんは「都内の焼き肉店で経営に関する経験を積んだことや、栄養士だった経験から、牛肉や季節の食材を生かす料理を提供したいと考えていた。新宿の店は、オープン当初は当店のように割烹料理屋だったが、ありがたいことにハンバーグが人気となり、業態を変えて今に至っている。私自身は、やはり食材の良さを生かせるくずし割烹料理もやりたいと考え、縁も重なり神楽坂に店を構えることにした」と経緯を話す。

 店舗は2階建ての古民家で、店舗面積は約30坪。席数は、カウンター=3席、テーブル=8席、個室=3室。「古民家ならではの落ち着いた雰囲気をお客さまにほめていただくことも多い。実家に帰って来たような温かさを感じてもらえれば。私たちもアットホームな雰囲気を大切にし、毎日でも訪れたくなるような店にしたい」とも。

 メニューは先付けや前菜4種など含む「お決まり前菜セット」(3,000円)、刺し身や天ぷらなどを含む「彩り天ぷらコース」(5,000円)、鍋物などを含む「牛時堪能コース」(8,000円)など。ナスで和牛を挟んだ天ぷらや朴葉(ほおば)焼きなど、季節ごとに内容を変えて提供する。「コースの中で季節を感じてもらえるよう、構成を考える」と原田さん。アルコール類も、和酒やジャパニーズウイスキーなど「割烹料理と相性のいい種類を取りそろえる」という。今後はアラカルトメニューも増やす予定で、「食事利用から2軒目利用まで、幅広いニーズに対応する」とも。

 営業時間は18時~23時。日曜・月曜定休。

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