飯田橋の名画座・ギンレイホール(新宿区神楽坂2)で10月22日より、神楽坂映画祭2016「新潮社から生まれた名作映画たち~新潮社創業120周年・週刊新潮創刊60周年記念~」が開催される。
今年で3回目を迎える同映画祭。同じ神楽坂にある出版社・新潮社と名画座・ギンレイホールによる文学と映画のコラボレーション企画が実現した。期間中は、同社が発行する「新潮」「小説新潮」「週刊新潮」に初出掲載または書下ろしなど、同社から生まれた名作文学を映画化した名作映画20本を上映。新潮社編集者の森重良太さんを聞き手に、映画関係者や担当編集者を招いたトークショーを連日開催する。
主な上映作品は、「羅生門 デジタル完全版」(1950年)、「雪国」(1957年)、「潮騒」(1975年)、「華麗なる一族」(1974年)、「たそがれ清兵衛」(2002年)、「黄金を抱いて翔べ」(2012年)など。トークショーには、映画監督の小栗康平さんや天願大介さん、映画評論家の西村雄一郎さんらが登場する。
料金は、前売り券・当日券ともに一般=600円、会員・学生=300円。各回入れ替えの定員制(202席)で、全席自由席、入場整理番号制(各回10分前開場)。
上映、トークショーのスケジュールはギンレイホールのホームページとパンフレットで確認できる。