ぴあ(千代田区三番町)は8月14日、同社が発行する情報誌「ぴあ」の表紙イラストを手がける及川正通さんが、「同一雑誌の表紙イラスト制作者として世界一長いキャリア」としてギネス世界記録に認定されたと発表した。
及川さんは、1972年7月に創刊した情報誌「ぴあ」の表紙イラストを1975年9月号から担当し、その時々の旬な人物を独自のタッチで描き続けている。これまでに描いた表紙は1,175号で、人数にすると1,200人以上(8月14日現在)に上る。最も登場回数が多い人物は女優の広末涼子さんで9回。31年11カ月、1号も休むことなく描き続けるという連続制作期間が世界記録の対象になった。
及川さんは「このギネスの大きな立役者は、辛抱強く僕に表紙を描かせ続けた『ぴあ』と辛抱強く応援してくれた読者の皆さん」とコメントを寄せている。