神楽坂の善国寺横の路地に11月2日、マグロの創作料理と100種の日本酒・地酒セルフ飲み放題の店「マグロもん」(新宿区神楽坂3、TEL 03-6265-3938)がオープンした。店舗面積は約26坪、席数は約60席。運営は飲食店経営などを行うライナ(新宿区)。
四ツ谷の貝料理と地酒の店「かいのみ」の姉妹店となる同店。同社マネジャーの根津さんはオープンの経緯について、「海鮮物をテーマとした新店舗を展開する構想は以前からあった。その中で、近年市場ニーズが高まっているマグロに注目し、神楽坂という高級店が軒を連ねる中、リーズナブルな価格でおいしいマグロ料理を楽しめる店づくりを目指した」と話す。
フードではマグロの部位を余すところなく使った創作料理や、刺し身の食べ比べなど、さまざまな形でマグロの味を楽しむことができる。一押しは複数の部位の刺し身を盛り合わせた「まぐろ5種刺身盛りあわせ」、赤身から大トロまでを食べ比べできる「まぐろ断面刺し」、新鮮な生マグロを仕入れることができたときのみ提供する「まぐろの中落ち」。
ドリンクはセルフスタイルの飲み放題コースがメーン。常時100種の日本酒や地酒をラインアップにそろえるほか、焼酎、カクテル、ウイスキー、生ビール、ソフトドリンクなども用意。コースは120分(2,000円)、150分(2,500円)、月曜~木曜限定の時間無制限(3,500円)の3種類。そのほか、田酒、而今、飛露喜、十四代各種などのプレミアム酒は別途料金でグラスごとに提供する。
「忘年会シーズンに向けた宴会コースでは『まぐろのしゃぶしゃぶ』やマグロの頭を使った『まぐろの兜(かぶと)焼き』といったユニークな料理も用意している。『こんなところも食べられるのか』『こんな食べ方があるのか』と感じてもらえるような、マグロの新しい楽しみ方を日々提供していきたい。おいしいお酒を飲みながら、マグロのいろいろな部位を食べ比べてもらい、皆さんでわいわい楽しんでいただければ」と根津さん。
営業時間は17時~24時。日曜・祝日定休。