靖国神社内の靖国会館(千代田区九段北3)で11月7日、東京・神奈川・千葉・山梨の日本酒・焼酎・地ビールメーカーが集う利き酒イベント「一都三県・蔵元との交流会」が今年も開催される。主催は日本酒造組合中央会東京支部。
江戸・明治の時代から「旨(うま)い酒」作りを継承し、特徴ある酒造りに励んでいる酒蔵が一都三県に数多く存在していることを首都圏の消費者に知ってもらうことを目的に2007年に始まった同企画。昨年、場所を銀座から靖国会館へ、開催日時を休日昼に変え、より多くの方に参加できるように工夫した。
当日は一都三県の日本酒31社、焼酎9社、ビール5社の計45社が参加予定。各蔵元と交流しながら、合わせて150種類以上のアイテムを楽しむことができる。東京都酒造組合の玉木千代子さんは「2020年のオリンピック開催が決まり注目される東京だが、都心部だけでなく島しょも含め『首都圏の酒蔵』の味の試飲を通じて、首都圏にも多くの酒蔵があることを知ってほしい。清酒だけでなく、焼酎や地ビールも参加するので、ビールファンにもお楽しみいただければ」と来場を呼び掛ける。
毎年来場者から「気に入ったお酒を購入したい」という意見も多く寄せられ、今年は特設コーナーで清酒の即売も行う。
開催時間は14時~17時。入場料は、前売り=1,500円(定員600人)、当日=2,000円(先着50人)。事前申し込みはウェブサイトから受け付ける。