読売新聞朝刊に連載中の4コマ漫画「コボちゃん」の主人公「コボちゃん」の銅像が今年8月、神楽坂6丁目の早稲田通り沿いに建てられることがわかった。
銅像は神楽坂商店街振興組合主体で、都と新宿区の補助を受け、彫刻家・山田朝彦さんが制作する。大きさは台座20センチ、像約80センチを予定。
同作品をはじめ、「かりあげクン」や「フリテンくん」など独自の世界観を描き出す漫画家・植田まさしさんは、神楽坂に35年以上暮らしており、これまでも商店街マップにイラストを提供するなど、地元・神楽坂の活性化に貢献してきた。
銅像設置に当たり、同商店街理事長を務める勝村忠三(ただみつ)さんは「以前から計画されていた案が実現し、商店街一同うれしく思っている」と話す。植田さんの家族も頻繁に訪れるという、創業100年を超える神楽坂の総菜店「万弥」の栗山さんは「植田先生は気さくでとても良い方。夜にはよく散歩をしており、気軽に声を掛けてくれる。これまで神楽坂にはシンボルとなるようなキャラクターがいなかったので、銅像ができることが商店街の活性化につながれば」と話す。
除幕式は8月を予定。