JR市ケ谷駅で3月6日・7日、開業120周年記念イベントが開催される。主催は日本テレビ通り振興会・JR市ケ谷駅を祝う会。
1895(明治28)年に開業した同駅は120周年を迎えるに当たり、さまざまなイベントを企画していた。その中で、同駅長は2年に1度行われる日枝神社の「山王祭」のときにのみ行われている駅コンコース内へのみこしの繰り込みを地元の五番町町会に依頼。町会長の横山さんはこの依頼を了承するとともに、みこしを出すのであればと、町を挙げてのイベントにしたという。
3月6日には11時より開業120周年記念入場券(350円)を限定1200セット販売するほか、17時から特設ステージでJR東日本吹奏楽団が演奏を行う。
翌7日の9時からは500個限定で紅白の祝い餅を配るほか、9時30分から番町小ジュニアバンド(BJB)による演奏、10時より開業記念セレモニーを行う。11時からは駅長制服を着てスイカペンギンと記念写真を撮ることができる撮影会、14時からは日枝神社神主による安全祈願や「JR市ケ谷駅120周年を祝う会」による開業記念奉納繰り込みを行う。
両日とも9時より駅構内のNEWDAYS内で120周年記念弁当を販売するほか、鉄道グッズや日本棋院と同駅のコラボレーションボールペンなども販売。11時からは鉄道博物館提供によるダッチングマシーンで記念硬券に日付を刻印し、係員が入鋏ばさみを入れるという、現代では珍しくなった業務の再現も予定する。