毘沙門天善國寺近くの神楽坂通り沿いに10月4日、カフェ「ナガシマ」(新宿区神楽坂3、TEL 03-5579-2591)がオープンした。
同店の前身は、店を切り盛りする菅沼さん兄弟の両親が1973(昭和48)年に日本橋交差点に開いた喫茶店「ナガシマ」。洋品店として明治に創業し、菅沼さんの父の代からは喫茶店として営業を続けてきた同店だが、周辺地区の再開発により昨年4月に閉店。今回、約1年半ぶりに神楽坂で再オープンした。
店舗面積は以前の半分ほどの約12坪。席数は27席。椅子やテーブル、照明、看板などは日本橋で使っていたものをそのまま配置し、店内の雰囲気も以前と同じような落ち着いた雰囲気に仕上げた。菅沼さんは「前の店を知っているお客さまには懐かしんでいただいている」と笑顔を見せる。
メニューも以前と変わらず、ハンドドリップで提供する「ブレンドコーヒー」(470円)、「キリマンジェロ」「モカ」「ウインナーコーヒー」(以上540円)、「紅茶」(480円)、「レモンスカッシュ」(630円)、「クリームソーダ」(690円)、ケーキ各種(390円)、「厚切りバタートースト」(470円)、「ハムサンドイッチ」(ハーフ=300円、レギュラー=580円)など。開店から11時までは、薄焼きトーストとミニサラダをセットにした「モーニングコーヒーセット」(ブレンドコーヒー=490円、アイスコーヒー=500円)も提供する。
「神楽坂のにぎわいや雰囲気が日本橋に似ている」と菅沼さん。「地元の方や近隣のビジネスマンの方に利用していただきたい。落ち着いた雰囲気の中で商談などにも使っていただければ」と話す。
営業時間は9時~19時ごろ(今後変更の可能性あり)。