「東京マラソン2014」に協賛するドール(千代田区三番町)が2月23日の大会当日にランナーに提供するバナナ「極撰(ごくせん)」が間もなくフィリピンのバナナ農園で収穫され、日本での熟成段階へ入る。
バナナの収穫を前に同社は、熟成期間のバナナに聞かせるのにふさわしい曲について20~50代の男女1000人にインターネット調査を実施。爆風スランプ「Runner」、ZARD「負けないで」などが票を集める中、同社が今回、出場ランナー200人に進呈する氏名、タイム、声援が印字された「世界に1本だけのバナナ」「バナナトロフィー」にかけ、1票だけ集まった「ももいろクローバーZ」の「行くぜっ!怪盗少女」を使用する楽曲に選んだ。
バナナは2月12日前後に日本へ到着し、甘さや食感を促す熟成期間に入る。熟成期間に音楽を聞かせて育てる(聴育)ことで出場ランナーが好タイムで完走できるよう願いを込めるという。
今回提供する「極撰」は、同社が研究・開発した100種類以上のバナナの中から1種類のみを「選び抜き」育て上げたバナナ。同大会に出場するランナーのためだけにフィリピンの極撰バナナ農園で約1年間かけて育てた「東京マラソン2014専用バナナ」で、9万1000本を無償提供する。